シンポジウム『胎児標本問題から考える検証の必要性』
〜ハンセン病問題は私たちの「今」を問い続けている〜

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日程:2006年11月12日(日)午後1時より午後4時30分
会場:FORUM 8 10階ロイヤルホール
東京都渋谷区道玄坂2-10-7
JR渋谷駅ハチ公口下車 道玄坂をまっすぐ登って徒歩400m

【趣旨】

 胎児標本、強制堕胎問題の検証の必要性がどこにあるのかを論点にすることによって富山の交流集会で行ったシンポジウムをさらに深めること。
 検証の意義は、過去に行われた事実を確かめることだけが目的ではなく、そうした事実の検証を行ってこなかったことが療養所の現在及び退所者に対する医療の在り方に反映していることを改めて明らかにすることにもある。
 このことは、療養所の現在の在り方及び将来の在り方を検討する際に、避けては通れない課題でもある。
 検証は、過去の強制隔離政策が決して解消されず、今日なお引きずっているものの本質を見直すことにもつながる。

【プログラム】

司会 酒井義一(首都圏市民の会事務局長) 

第1部 報告と提題

報告
神 美知宏 「胎児標本の慰霊祭〜全療協の取組〜」

提題1 宮坂道夫
「生命倫理学の立場から胎児標本問題の底に何があるかを考える」

提題2 青木美憲
「療養所の医療従事者は胎児標本から何を教訓とすべきか」

第2部 パネルディスカッション「提題を受けて」

コーディネーター:訓覇 浩
パネリスト:和泉 眞藏 (ハンセン病専門医)
浜崎 眞実 (カトリック司祭)
遠藤 隆久 (熊本学園大学)
宮坂 道夫 (新潟大学・生命倫理学)
青木 美憲 (前邑久光明園医師)

《会場発言の時間》