青年・学生部会

青年・学生部会が設立――記念講演に120名が集う

 第2回交流集会2日目の5月14日午後、青年・学生部会設立総会が開催されました。
 設立総会前半の「設立のための諸議題」には青年たち約50名と、回復者やベテランの支援者の方々10数名が参加しました。
 はじめに準備事務局から部会の「運営ルール案」と「2006年度活動方針案」を提案し、これら2案への意見や各地の活動状況等について意見交換しました。「ハンセン病をテーマに卒論を書いたことがきっかけで『ふるさとネット』の会員に。病院に勤務し医学生と関わることが多いので伝えていきたい」(富山・Uさん)、「沖縄愛楽園、宮古南静園で証言集をつくるため若者7名が自治会に雇われて編集に取り組んでいる。3年間、いろんな人に話を聞いてきて、聞き手側がハンセン病についていろんな情報をもっていることが大事だとわかった」(沖縄・Mさん)、「高校の平和学習旅行で沖縄愛楽園に行った。せっかく療養所に行ってもその後何もなければ関心は続かない。そこをサポートしていきたい」(首都圏・Kさん)など様々な立場から発言がありました。また「裁判の文脈からこぼれおちてしまっている人たちのことをお聞きすることも大切」(首都圏・Sさん)など、多様な視点にたち、あらゆる接点からハンセン病のことをお聞きし伝えていくことの重要性が提起され、確認されました。ベテランの支援者からは「各県のハンセン病に対する施策がどうなっているか若者が先頭に立ち調べてほしい。差別・偏見を無くすためにも10〜20代の頃にハンセン病について知ってもらうことが大事。そのためのきっかけをたくさん作りたい。青年・学生部会と協力してすすめたい」(北海道・Kさん)などのエールもいただきました。意見交換では10名の青年、2名のベテランから発言があり、「運営ルール」と「2006年活動方針」の各案は満場の拍手で採択されました。

 続いて部会活動の世話役を果たす「幹事」「代表幹事」が提案され、北海道から沖縄まで16名が承認されました。「幹事」選出には間に合わなかったものの、「部会と地域とのパイプ役を務めたい」と名乗り出てくれた3地域(富山・首都圏・熊本)3名の方が登録いただきました。
 後半は記念講演が行われ、他部会総会に参加していた方も含め約120名が集まりました。記念講演では「ハンセン病医学最近の進歩で何がわかったか」と題し、ハンセン病市民学会共同代表の和泉眞藏さんがハンセン病医学の最新の到達について2時間近くお話くださいました。講演の概要については近くまとめる予定です。
      (左:和泉眞藏さん   右:設立総会の様子)

 多くの方々の参加とご賛同を得て青年・学生部会はスタートしました。ハンセン病に関わる様々な成果・教訓を次世代に伝えるために、青年・学生部会が重要な役割を果たせるようがんばります。一層のご支援ご協力をお願いします。
2006年5月22日
青年・学生部会事務局

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