青年・学生部会
青年学生部会企画「湯之沢フィールドワーク」参加者募集要項
○このフィールドワークの企画趣旨
2007年5月、群馬県草津町を会場にハンセン病市民学会第3回総会・交流集会が開かれ、栗生楽泉園をはじめとする国立療養所の将来構想等について意見交換されます。こうした現在進行形の問題について検討するのと同時に―あるいはその前に―、草津町でのハンセン病者の歴史に目を向けることもまた重要であると考えます。草津町には明治中期から温泉療養に望みを託して集まったハンセン病者によって「湯之沢部落」という自治的集落が形成され、1941年の解散にいたるまで、その歴史は約60年にも及びました。湯之沢部落の存在は、全国の国立療養所でも他に類を見ない楽泉園「自由地区」設置につながるなど、近代日本のハンセン病史上大きな意味を持っています。また、療養所の将来構想を考えるうえでも、湯之沢部落の経験は示唆に富んだものであるといえるでしょう。本フィールドワークでは、温泉街草津町に残る湯之沢部落の痕跡をたどり、療養所の中だけに止まらない、草津町という地域におけるハンセン病者の歴史を、実際に歩いて、見て学びます。○企画日時・集合場所
2007年5月13日(日)午後1時〜3時10分(予定)集合場所については、参加予定者に直接お知らせします
○フィールドワークで訪ねる場所等
・地蔵の湯(草津温泉に伝わる入浴法「時間湯」を実践する浴場)を見学・頌徳公園・聖マーガレット館・草津聖バルナバ教会
・大滝の湯前(湯之沢での生活経験がある楽泉園入所者石浦さんの解説、体験談)
・八十八ヶ所(真言宗の寺院、ハンセン病者の信仰を集めた)
解散後、時間に余裕のある方は各自コンウォール・リー他墓所・湯之沢墓地へ
○解説・案内
石浦 教良さん(栗生楽泉園・聖慰主教会)井田 剛文さん(地蔵の湯・千代の湯 湯長)
廣川 和花さん(大阪大学総合学術博物館研究支援推進員)
企画準備に協力いただいた方々
松浦信さん(草津聖バルナバ教会 司祭)中沢孝之さん(草津町立図書館 司書)
○参考文献
・『栗生楽泉園患者五十年史 風雪の紋』栗生楽泉園患者自治会編集・発行、1982・草津町誌編さん委員会編『草津温泉誌』第弐巻、草津町、1992
・猪飼隆明『「性の隔離」と隔離政策』熊本出版文化会館、2005
・山本俊一『日本らい史(増補版)』東大出版会、1997
・中村茂「草津湯之澤における聖バルナバ・ミッションの形成と消滅―コンウォール・リー女史とハンセン病者救済事業について」『桃山学院大学キリスト教論集』35、1999
・森修一「湯の沢部落と日本のハンセン病政策」(特集 争点としての生命―共生と排除)『現代思想』2003.11
・廣川和花「ハンセン病者の療養形態に関する考察−群馬県吾妻郡草津町湯之沢部落の事例から−」『部落問題研究』173号、2005
【参加者募集にあたって】
○参加定員・参加資格・定員30名、青年学生部会員または青年学生部会ML登録者に限る。
・部会未登録の青年(10-30代)で参加希望の方はお問合せください。
※募集期限になっても定員に満たない場合は外部参加を募る予定。
○参加申し込み・応募期限・参加費・問い合わせ先
・申し込み事項(氏名、学校・職業、携帯電話番号、メールアドレス、参加動機)を明記の上、 部会事務局(hansen-asahikawa@mbj.nifty.com )までメールで申し込みください。
・参加動機はできるだけ具体的にお書きください。
・応募は4月10日(火)を締め切りとします。
・参加費として500円必要です。参加費は当日集合場所にて受領します。
・詳細のお問い合わせは青年学生部会のFW担当幹事090-8372-3286(由井久志)まで。