<ハンセン病 >思い伝われ―教室からの発信

 

2003年度 4年生担任


インターネットの活用


 03年度、4年生の担任になって今度はハンセン病の問題を総合学習の時間に扱い、子どもたちに調べ学習をさせたいと思った。しかし、インターネットで検索して出てくる資料は小学生には難しく、まず何より漢字につまずいた。そこで自分のホームページに子ども向けのページを作った。(05年現在は、子ども向けにひらがな検索機能が利用できるようになっている)そしてインターネットで活動している回復者の太田国男さんや志村康さん、宮里さんなどのページを知らせた。

生き方にあこがれ

宮里さんと生徒(教室)
 宮里さんは、8月に別府市でコンサートをしたので子どもたちや保護者が参加した。前向きな生き方に、子どもや保護者は勇気をもらった。






宮里新一さんのコンサートを聴いて
○私は、新一さんのコンサートに行きました。そのときは、とても「こんな差別はしてはいけないな」と思いました。そして、3本の指でギターをひくってすごいなと思いました。

○私は、宮里さんの歌を聞いたとき感動しました。またあの歌をききたいと思いました。新一さんは、がんばってがんばって自分のことを歌にしてすごいと思いました。

○好きな歌をあきらめないで、今もやっている宮里さんみたいになりたいです。
 宮里新一さんは2月に学校に交流に来てくれた。

交流ビデオ・掲示板


「心をつないだ電子メール」感想 
 (名前はハンドルネーム・ひつじぃとは、太田さんのこと)
                                 
(野球少年)
ぼくはビデオを見ました。僕はすごく感動しました。どうやってテレビに出れたのですか?ぼくもひつじぃとテレビに出てみたいです。もし出れたら別府のおみやげとか持って行きたいです。ひつじぃは小学生まで何をしていましたか?ぼくは野球をしています。

(チーターくん)
お姉さんは優しかったんですね。ぼくにもお姉さんがいます。やさしいけどおこると怖いです。頼れる人が死んでしまうととても悲しいですね。ひつじさんはハンセン病のことをわかってもらいたいからテレビに出たんですね。これからも応援します。がんばってください。

(ラッキーさん)
ぼくは、太田国男さんがあんなにがんばっているのに、ぼくはあんまり勇気を出していないのです。でも最近は、なぜか勇気が出てきて授業も最近いっぱい手を上げています。ビデオを見てがんばりを教えてくれたようでした。
 

裁判から学ぶもの

 紙芝居「ありたちのさいばん」
 4年生の子どもたちは、裁判にも関心をもち質問してきた。そこで「開かれた扉」の本を参考に「ありたちのさいばん」という紙芝居を作った。ハンセン病の裁判からは、社会正義、人権侵害、憲法違反、仲間との連携、前向きな生き方、勇気など子どもたちが学ぶべき内容がぎっしりと盛り込まれていると思う。






「ありたちのさいばん」の感想                     
アリ(回復者) ゾウ・ネコ(国) テツ(弁護士) ひつじ(裁判官) トリッピー(医者)

○アリさんたちは、決まりを変えようと思って偉いし、命をかけて闘った。でも、ゾウ・ネコは、「健康のために働かせた」と言っているけど、アリさんたちの気持ちがよくわかってないと思う。だから、ゾウたちは、間違っている。僕も許さないし、もし、僕が動物だったら絶対闘うよ。

○なぜ、差別は生まれるのだろう?なぜ、みんな国の味方をするのだろう?みんな苦しい思いで生活してきてやっと自由になれてとてもうれしいと思う。辛い気持ちで亡くなった島さんの気持ちは、とても辛いと思う。志村さんは、勇気を出して裁判をしようとよく言えたと思う。徳田弁護士は、自分も差別されるかもしれないのに裁判をするとはすごいと思った。

○アリたちが、勝ってよかったです。もうこんな決まりは二度とないようにしたいです。でも、森の動物たちが集まったからよかったと思います。生まれたばかりの赤ちゃんは、関係ないのに、殺してしまったのでとてもかわいそうと思いました。犬のテツがアリたちを応援して、最後はゾウたちの決まりを変えてうれしいです。アリたちは、これからはふる里に帰れるようになるといいね。

○とても感動した。森の動物たちもアリの味方をしてくれてやさしいと思って、ぼくはうれしかった。この話をもっと聞きたいです。この話をもっと人に聞かせてほしいと思う。トリッピーは、お医者なのに裁判に出てくれてアリさんたちはうれしいと思っているだろう。テツさんもアリの味方をしてくれて優しい人だと思います。
TOP  【6-1】 【6-2】 【6-3】 【6-4】 【6-5】